研究室紹介

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石神准教授のインタビュー

深澤准教授のインタビュー

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浮遊粒子状物質集塵装置の高性能化
各種の固定発生源から排出される浮遊粒子状物質の内,2.5μm以下のPM2.5,特に,粒子個数では大部分を占める0.1μm以下のPM0.1は喘息や 気管支炎を始め人体に多くの影響を与えると考えられており,これらを大気中から除去・回収することは重要かつ急務の課題です.
 一定の吸引流速下であってもPM0.1~PM2.5を任意の粒径で捕集可能な分離径制御流同伴型サイクロン式集塵装置を開発しています.また,同時に有害成分を除去するシステムや粒子合成と生成粒子の分級・捕集を同時に行う粒子製造プロセスの構築に関する研究・開発を行っています.

マイクロ波加熱を利用した化学プロセスの高度化と機構解明
マイクロ波加熱により,様々な化学反応の収率や選択率の向上や反応時間の短縮が実現することが知られています.しかし,その効果が全く現れない場合も見られます.そこで,マイクロ波加熱に見られる様々な特徴と原料や製品,中間生成物の性状の相関を検討することで,マイクロ波加熱による化学反応の機構解明を行っています.さらに,マイクロ波とメカノケミカル処理装置を組合せた反応装置などを開発し,機能性材料やナノ粒子を合成するプロセスを高度化・グリーン化する研究・開発を行っています.

フライアッシュのフィリップサイトへの再資源化
石炭火力発電所などから排出されるフライアッシュなどの焼却灰は,再利用することが法律で義務づけられています.この焼却灰を水熱処理することでゼオライトの一種であるフィリップサイトを合成し,ダイオキシンの発生抑制剤や放射性物質の吸着剤として再利用することを目指して,研究・開発を行っています.また,様々な性状を持つフライアッシュから常に一定品質のフィリップサイトを高純度に合成するための技術開発にも成功しています,さらに,籾殻焼却灰とフライアッシュの同時再資源化法についても研究しています.